プラント設計とプロセスエンジニアリング(1)
昨年1月に弊社コムテック・クウェストのホームページを公開し、今月9日にようやくアクセスが1万件を超えました。
そこで、プロセスエンジニアリングあるいはプラントエンジニアリングをもっと知りたい人を対象に、今まで公開した記事を中心に紹介することにいたします。この中には、貴方が見逃した重要な記事が隠れているかもしれません。
第1回目は、まず手始めに基本用語の紹介です。基本用語は「基本設計演習で使用した用語」にアクセスしてみてください。
また、ホームページから抜粋した重要用語の一つ、”プロセス”について説明しましょう。このプロセスの意味を理解するために”プロセス”が使われている用語を紹介します。抜粋箇所はここから・・・。
”プロセス”プラント(Process plant)とは原料から製品を作る主要設備で、水処理設備などのユーティリティー設備(Utility facility)やタンクヤード(Tank yard)に対比して用いられている用語です。
”プロセス”エンジニアリングはプラントの企画から設計・建設、そして試運転に至るプロジェクトで行われるエンジニアリング業務の一つで、プラントシステムつまりプロセス全体に関わる設計業務です。
工程とは”プロセス”とも呼ばれ、”プロセス”プラントを構成する単位で、一工程=一機能を意味しています。一つの工程には一つ以上の機器や設備が含まれており、それを結ぶ配管や、制御のための計装機器や電気機器などが属しています。例えば、合成反応を行う工程は”合成反応工程”と呼ばれ、そこには合成反応器と関連する熱交換器や分離槽などが含まれています。
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