果たして石油は枯渇するのか?
20世紀は石油の時代であった。
「あった・・・」と過去形で言われる理由はと専門家に聞くと、「何を言っているのだ。石油はいつかは枯渇するのを知らないのか!」と反撃されるのが落ちである。
しかし、本当に石油は将来枯渇するのであろうか。
1943年から1964年の間にシェル石油に席を置いていたキング・ハバード博士が石油採掘の限界について述べ、これが”石油枯渇理論”の発端となった。
しかし、現在に至るまで石油資源が枯渇するという理論を裏付ける事実は、残念(?)ながらいまだ見つかっていない。
もちろん、石油は無限のエネルギーとはだれも思っていないが、後30年だの40年しかもたないだのという議論はそろそろ終わりにしたい。
だれでも納得出来る回答が欲しい。
その答えがどうであれ、今までのエネルギーを巡るパニックは沈静化し、世界各国の動きは全く違ったものになるであろう。それを喜ばない輩も居るのも事実だろうが・・・。
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