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2009年8月26日 (水)

原単位についての覚え書き その4 ”スチームコスト”

原料や燃料に使用される天然ガスやナフサなどの単価は国際価格(輸入価格)に基づき決定されます。つまり、海外から輸入される場合には輸入価格がベースになり、国内で生産される場合にはプラントへの供給価格がベースとなります。

ではユーティリティコストはどのように決定されるでしょうか?

一般的には、

  1. 原水や冷却水、水道水などの価格は、国内の供給価格がベースとなります。
  2. 電気は電力会社から供給価格がベースとなります。
  3. 窒素や水素などの価格は国内の供給価格がベースとなります。

しかし、スチームについては色々なケースがあり、ベースとなる価格が存在しませんので、プラント独自に決定しなければなりません。その理由は、プラントのスチーム供給システムに由来します。このスチームシステムには3種類があり、

一つは”スチームセルフ”、二つ目は”スチームインポート”、そして三つ目が”スチームエクスポート”です。この三つのシステムの特徴は、

  • スチームセルフ:プラント内で必要とするスチームをプラント内のパッケージボイラや廃熱回収ボイラで自家生産し消費する。
  • スチームインポート:プラント内で必要とするスチーム量がプラント内部でのスチーム消費量を上回るために、不足分を外部から受入れる(インポート)。
  • スチームエクスポート:プラント内で必要とするスチーム量がプラント内部で消費量を上回るために、必要とする外部にスチームの一部を送出する(エクスポート)。

”スチームセルフ”システムにおいては、スチームを生産するために燃料が消費されるので、燃料単価がわかっていれば原単位計算は単純である。しかし、”スチームインポート”あるいは”スチームエクスポート”の場合の原単位計算はどうすれば良いでしょうか?

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