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2007年1月18日 (木)

プロセスエンジニアリング その一

プロセスエンジニアリングをキーワードにウェブを検索してみると、化学工学(ケミカルエンジニアリング)分野ではなく、むしろソフトウェアや情報システム分野のウェブが上位を占めていることがわかる。

このプロセス(process)を英和辞典で調べてみると、処理、加工、過程、進行、経過、工程、処理過程、製法、方法、処置、行為、作用など、”進む”あるいは”進行”を意味する単語に訳されている。変わったところで、法律用語では召喚令状や訴訟手続きなどに訳されている。

そこで、プロセスエンジニアリングとは、「物事が進むあるいは進行する上で重要な事柄を管理するための技術」と解釈することが出来る。

例えば、ソフトウェア開発や情報システム開発で重要な事柄としては、一に商品の品質、二に開発スケジュール、三に費やした工数や経費であろう。つまり、客先の要望を満足できる高品質のソフトやシステムを短期間で、少ない工数や経費で作ること、それが極めて重要なことである。この目的を達成するために考えられたのがプロセスエンジニアリングという人を中心とした技術である。

化学工学(ケミカルエンジニアリング)分野でも、このプロセスエンジニアリングは重要な役割を果たしており、化学プラントや工場装置の設計品質や、機械や装置の性能、そして製作から建設完了までの期間と運転開始後に得られるであろう利潤を大きく左右する工学分野である。

次回から、実務レベルでこのプロセスエンジニアリングを紹介して行きたい。

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