日記・コラム・つぶやき

2010年8月 9日 (月)

高速道路の無料化と財源確保

お盆休みの土曜日曜の高速道路料金は一律千円になる。来年度にこの料金制度が適用できるかは財源確保の面から不可能とされている。

どうもわからないのは、先年の衆議院選挙向けの公約としても、この件だけでなく子供手当にしてもいずれ財源の確保が出来なくなるというのは誰が考えても自明の理。それをいまさら言われても困る。

もう一つ、今日は長崎原爆記念日。

広島では初めて米国大使が参加したということで、核廃絶の世界的な流れは止めようがないと思う。そのような時に菅首相が核の抑止力について肯定的なコメントを出すというのは、全く理解できない。

何で今さらというのが正直な感想である。

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2010年1月 3日 (日)

私の履歴書「細川護熙」について

年が明けてから日経新聞の”私の履歴書”に「細川護熙」氏が登場した。

今の若い人は余り良く知らないと思うが、彼が日本新党を旗揚げして1993年に連合政権の首班となった際の国民の熱中ぶりは、昨年、民主党が自民党に代わって政権を取った際の熱中ぶりと酷似していた。

しかし、政権を取ってわずか一年未満で彼は突然辞任してしまった。その理由や背景について、彼は”私の履歴書”で追々説明していくであろう。その内容が客観的に正しいかどうかは別にして、多くの人が注目するのは間違いない。じっくりと内容を精査してみたい。

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2009年12月29日 (火)

岡林信康の”信康”考

先日、岡林信康を久振りにテレビ(情熱大陸)で見た。

63歳の年齢に相応しい風貌というよりは若干老けて見えたが、目の輝きと優しさが印象的であった。
前から気になっていたのだが、彼の名前”信康”は徳川家康の長男で、若くして死んだ松平信康と同名である。調べれるとわかるが、「松平信康」は21歳で殺害されており、その背後には織田信長の影が付きまとう。

岡林信康がロックの神様と呼ばれながらも一転して蒸発したのは23歳、両者とも若くして表舞台から身を引いた形であるが、岡林の場合には再ブレークするような気がする。

それは、現世は1960年代と同じように、多くの人が飢えと貧しさから来る渇望に身を引きさかれる時代になるから・・・。

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2009年9月 8日 (火)

温室効果ガス25%削減とマスキー法

民主党の鳩山代表が2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について言及した。数値的には1990年比25%削減で、言ってみれば1970年代初めのCO2排出量に近い。

この削減目標が経済界の反発を招いているようであるが、これをチャンスとして考えている業界もある。その一つがおそらく自動車業界ではないだろうか。

思い出すのは1970年にアメリカで施行されたマスキー法である。この法律は大気汚染防止対策の一つである自動車汚染防止法で、排ガス中のCO・炭化水素そして窒素酸化物を従来の十分の一にするもので、世界中の自動車メーカーは猛反対した曰く付きの法律である。
しかし、蓋を開けてみれば四輪車に進出したばかりのホンダの一人勝ちになった。彼らは副燃焼室付の希薄燃焼により規制をクリアーしたのである。これ以降、アメリカの自動車市場においてホンダおよび日本メーカーの攻勢が始まった記念すべき1970年なのである。

このように誰もが不可能と思う目標に対して、メジャーでない企業が挑戦し勝者となる。これが技術開発の本質であり、進め方であるような気がする。温室効果ガス削減目標に対しても不可能だと言うのは決まってメジャー企業であり、日本企業がやらなくても中国やインドなどの成長企業が虎視眈々と日本市場を狙っている・・・。

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2009年8月23日 (日)

鮎を食べる

今年も一週間遅れて墓参りに出かけた。いつものように、寄り道をして毎年家族が楽しみにしている”やな”に行き新鮮な鮎を食した。

場所は那須烏山町の那珂川流域。川上で雨が降った後なのか水量も多かったが、水は濁ってはいなかった。先週、台風のせいで”やな”が壊れていたそうで、一週間遅れのでかえって良かったのだと店の老人から言われた。

Img_0948blog

少々、贅沢だったが、その老人に炉端で炭火にて鮎を焼いてもらい、川海老を肴に皆で生ビールを飲む。まさに人生の極楽の一こま・・・。

Img_0941blog_3 

来年は孫も一人増えるので、一台では全員が乗り切れないのが悩みだ。

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2009年7月31日 (金)

おいしいお茶の入れ方

うちでは朝はコーヒーから始まり、夜はお茶で終わります。

特にお茶は寝る前に四五杯は飲むので、100gのお茶が一週間でなくなります。そこでおいしいお茶の入れ方には結構気を遣っています。

先日、家内が築地でおいしいお茶を飲み、そのお店でお茶を買ってきました。そのお店のホームページでおいしいお茶の入れ方を動画で説明していましたので紹介します。

「実はカンタン、おいしいお茶のいれかた(うおがし銘茶)」

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2009年7月27日 (月)

脱官僚への近道

脱官僚が政治の根幹として正しいかどうかは別にして、民主党が官僚主導から政治主導に舵を切り替えることになる。もちろん政権を簒奪した後の話であるが・・・。

もし、自民党から民主党へ政権交代となると、

  1. 政権党が責任を持つ政治に
  2. 政府・与党の二元体制から内閣の政策決定に一元化
  3. 縦割りの省益から首相官邸主導の国益重視へ

内容が抽象過ぎて具体的にどのような手段で脱官僚を計るか分からないが、閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」に大臣補佐官を加えた政治家を政府に配置すると、政策決定は官僚の手から政治家に移行する。

となると、どのようなことが起きるのであろうか? 

官僚たちへの仕事に対する意欲は減退し、そして優秀な官僚は職を辞して政権運営に支障を来す。

これがシナリオの一つである。その後はどうなるのか・・・?

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2009年7月23日 (木)

プロとアマの違い

先週のカンブリア宮殿の一こま、「プロとアマの違い」が面白かった。

その際にメモするのを忘れたので、ウェブ検索してみると500件ほどがヒットした。ここで改めて見てみると面白いことがわかった。

プロ                アマチュア
成長を求め続ける        現状に甘える
自信と誇りを持つ        愚痴っぽい
恒に明確な目標を思考する  目標が漫然としている
可能性に挑戦する        経験だけに生きる
自己訓練を習慣化している   途中で投げ出す
やれる方法を考える       出来ない言い訳を探す

プロの行動パターンに比べ、アマの行動パターンがより具体的なのだ。例えば、プロの”自信と誇りを持つ”に対して”愚痴っぽい”、”自己訓練を習慣化している”に対しては”途中で投げ出す”など。つまり、アマの行動パターンの方が現実の中でしばしば現れる、あるいは目に浮かぶのだ。

それだけアマの行動パターンが日常茶飯事のことで、それに比べてプロのほうはかなり意識しないと出てこない。つまり、まとめると、プロとは、

”さほど意識せずに、ふつうの人が躊躇うような非日常的行動にスムーズに移れる人”

と定義したい。

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2009年7月21日 (火)

トムラウシの思い出

10人の犠牲者を出した大雪山事故のトムラウシ山は東大雪に属し、ふもとには露天風呂で有名な国民宿舎トムラウシ温泉がある。ちなみにここでは鹿肉を食べさせてくれる。

もう10年以上も前になるが、このトムラウシ温泉に家内と車で行ったことがある。札幌からは日勝国道274号を通り、日勝峠を越えて新得から帯広へ行く途中から左に折れて、そこから距離にして約50km、数時間を要したと思う。

この新得からの718号線では途中から舗装は途切れ、曲がりが多い砂利道になる(今もそうだと思うが・・・)。ガソリンスタンドも幹線から分かれた後は1カ所だけで、これを逃したらガス欠になる可能性もあるので要注意だ。

トムラウシ温泉に近づくにつれてカーブの多い砂利道となり、スピードを落とさないと雪道と同じようにタイヤが滑るのことに気づかされたのもこのときだった。路肩から下に落ちそうになりながら、ハンドルを握る手にじっとりと汗をかいた。行き交う車もなく段々と道幅が狭くなり、周りが次第に暗くなり始めたころ、原生林と熊笹の向こうにやっと国民宿舎の建物が見えてきたときには思わず安堵のため息が出た。

山登りを趣味としていないので遭難の何たるかを知ることはないが、このときの経験から、「山中でパニックに襲われたときに平常心を保つのは難しい」ことを十分理解したつもりである。

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2009年7月17日 (金)

自動車メーカーに言いたい。乗りたい車を作って欲しい!

エコカー減税(2012年3月末まで)やエコカー補助金(新車登録2010年3月末)を足がかりに、自動車メーカーは採算を度外視して(?)、ハイブリッドや電気自動車販売に力を入れている。(これらの対策は自動車メーカーへの援助そのもの)

しかし、来年3月以降、エコカー補助金がもし打ち切られれば、消費者は突然の値上げに車の購入をためらうことになる。

一方、老齢化社会を迎えた日本では、65歳以上のお年寄りが引き起こす自動車事故が数年前に比べ3倍になったという。しかし、それでも地方では買い物や家族の送り迎えで車をおいそれと手放すことは出来ない。もし、免許を返上して車の運転をしなくなると、日常生活に支障を来す。それどころか、生命に危険を感じることになる。(例えば、NHKテレビ「ご近所の底力、急増!高齢ドライバー」)

若者の車離れ、国内における自動車販売の低迷、そして急増する老齢者の事故。これらに共通するキーワードは”乗りたい車がない”こと。その対策としては、

若者には低賃金でも購入できる車の開発、そして老齢者が運転しても安全な車の開発

を是非とも推し進めるていただきたい。もし、そうしなければ、・・・。少なくても私の場合は現在の車をとことん乗りつぶし、その後再び車を買うことはないであろう。

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