旅行・地域

2007年10月21日 (日)

日本人の感性、雑貨大国ベトナム

昨日、NHKの”プレミアム10”のビデオを見た。

この番組は金曜夜の10時から11時にかけて放映されており、先週19日は女優・香椎由宇の「雑貨大国ベトナムの一週間~ホーチミンで部屋を作りました~」だった。

NHKのWEB番組表の詳細内容によれば、

ここ数年、日本で人気を呼んでいる“アジアンテイスト”のカワイイ雑貨。そのブームの大きな発信源の一つであるベトナムで、女優・香椎由宇がお気に入りの雑貨を探し求め、それらを実際に生活の道具として使った理想の部屋づくりを試みる。そして、ベトナム雑貨本来の生活用品としての魅力と、しなやかさとたくましさをあわせ持つ、ベトナムの歴史と風土に迫っていく。

家内共々東南アジアを旅行し、その先々の国で特徴有る雑貨小物に出会い、次はベトナムと思っていたので興味深く見てしまった。番組の中で、多くの店のオーナーが日本人の嗜好に合わせた雑貨小物やインテリアを揃えているのを知ってさらに興味が湧いた。その裏には、多くの日本人、特に日本女性の行動嗜好が大きく影響しているのであろう。

今、世界中で人気がある日本の漫画は、浮世絵や有田焼などと同じく、形を持った日本文化の海外進出の代表例であるが、タイ、マレーシア、インドネシアあるいはベトナムにおける日本女性の買い物行動も無形の日本文化の進出ではないだろうか。ただし、欧米における日本女性の買い物ツアーは一寸違うと思うのだが・・・。

雑談

”ベトナム+雑貨小物”でGoogle検索すると、435,000件が引っかかった。

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2007年8月 5日 (日)

7月の北海道旅行-山中牧場

小樽からキロロリゾート方面に行くと、その先に山中牧場がある。

そこのソフトクリームがすこぶる美味しい。何が美味しいかといえば、そこらのソフトと違って妙にねっとりしておらず、食べた後に脂肪のしつこさが全くない、さっぱり系なのである。今までこのようなソフトクリームを食べたことがなかったので、北海道に行くと必ず訪れる場所である。

先月、山中牧場に行ったおりに、牧場正面の左手に野菜果物の売店を見つけた。今まで気がつかなかったのであるが、4年前からやっていたという。冷やかし半分に店を覗いたところ、メロンの試食を勧められたので食べてみた。余り期待していなかったが、甘くて美味しかった。お店の女主人の勧め上手もあって、メロンとスイカ、そしてトマトなどを買い、結局メロンも送ってもらうことにした。札幌に帰った後にトマトを食したのであるが、まさにトマトくさい昔の味で懐かしい気分になった。今週配送されるメロンが待ち遠しい。

特別情報:札幌大谷地バスターミナル横の東急ストア内にて、山中牧場のソフトクリームが食べられます。よくよく、探さないと見逃します。ヒントはコーヒー売店・・・。

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2007年8月 4日 (土)

7月の北海道旅行

7月末から1週間、北海道へ旅行に行きました。

2年ぶりの北海道で、湿気もなく涼しい夏を堪能できました。幸いにも雨にも降られずに、岩見沢ではバラ園、富良野ではニングルテラス、中富良野のラベンダー畑、帯広の六花亭でサクサクパイを食べ、上士幌のナイタイ高原牧場でソフトクリームを食し、旭山動物園では童心に戻って楽しい時間を過ごしました。

また、もう一度行きたい!

旅行中に撮った写真をアルバムにしましたので、興味ある人はご覧ください。

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2006年5月24日 (水)

バリ島とカシミール

「バリ島とカシミールに共通するのは何だ?」と聞かれてすぐ答えることの出来る人はそう多くはない。

答えは、「ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の争い」。

インドネシアには約2億1千万人のイスラム教徒が住んでおり、パキスタンやインドあるいは中東諸国のイスラム教徒より多い。インドネシアでは総人口の約90%がイスラム教で、それ以外にヒンドゥー教徒やキリスト教徒がいるが、バリ島に住むほとんどの人はヒンドゥー教徒である。このバリ島で爆弾テロ事件が起きたのは2002年の10月と昨年10月であった。日本人も含め多くの外国人が死亡しており、その記憶は生々しくまだ新しい。

一方、カシミールはインド北方にある山岳地帯で、そのカシミール最大の都市はスリナガルである。気候は温暖で湿気も少なく、夏といえども夜は涼しい。かっては英国占領時代には多くの英国人らが猛暑を避けて遊びに来た観光地でもあった。
しかし、インドとパキスタンが英国から独立した1947年にカシミール地方はインドに属したが、ヒンドゥー教とイスラム教の対立が激化して第一次印パ戦争の発端となった。現在はインドとパキスタン両軍の間で停戦が継続しており、軍事衝突の危険性はかなり低くなっている。しかし、カシミールのパキスタンへの併合等を目指すイスラム過激派のテロ事件が頻発しており、いまだ安全な状況とは言えない。

このようなカシミールであるが、もう20年近く前に一度行ったことがある。そのときはニューデリーから飛行機で行ったが、約2時間程度かかったと記憶している。途中、飛行機から見えた地上はどこまでも続く赤茶けた大地であったが、カシミールに近づくにつれてごつごつした山並みがあらわれ緑が濃くなってきた。その日から二晩、スリナガール市内から近い湖に浮かんでいるハウスボートに泊まった。ハウスボートは船(ボート)をホテルに改造したもので、湖岸からはハウスボートまでホテルの従業員が迎えに来てくれた。
翌日は車で近隣を周り、遺跡や寺院そして庭園や高級ホテルなどを見物した。次の日はスリナガール市内でfishingのlicenseを取り車に乗って郊外に出かけた。着いたところは川幅が200m程度のヒマラヤ山脈から流れてくる清流で、早速釣りのガイドが竿とルアーなど一式を持って現れ、ルアー釣りの仕方からポイントまで教えてくれた。初めての経験であっただ、なんとかマス?を3尾ほど釣ることが出来た。法律で決まっていたようで、2尾までしか持っていけなかったために1尾は帰る際に川にreleaseした。もちろん、2尾はその夜の夕食の献立になった。

近年カシミールに行ったことがある日本人も多いようであるが、現在のカシミール地方は外務省の海外安全ホームページにあるように全般的に危険地域であり、旅行するには十分な注意が必要である。

最後にカシミールに旅行したカメラマンのブログに20年前に泊まったハウスボートを思い出せる写真が載っていたので紹介する。そこには昔訪れた寺院、そして釣りをした川に似た清流などの写真があり、これらの写真を見ると20年前を思い出す。いつの日か、安全宣言された時にはもう一度行ってみたい場所である。そして生きている間に叶えられるように・・・。

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