文化・芸術

2008年1月 8日 (火)

少年アトム?

たまたま朝鮮日報のインターネット版を見て驚いた。

さわりの文章のみを紹介しますので、もっと詳しい内容を見たければ、”朝鮮日報”をクリックしてください。まず、10人に9人の方は驚かれるでしょう。

今は『ポケットモンスター』が日本のアニメだということを承知の上で観ているが、3、40代の人たちは『少年アトム』が1979年までの28年間、日本で連載された『鉄腕アトム』の翻案であったことを知らなかった。『少年アトム』が実は日本の漫画だったという事実に、幼いながら裏切りに近い衝撃を覚えたものだ。

ここに朝鮮の人の、日本に対する微妙な感情の揺れ動きがあるのでしょうか。

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2006年12月25日 (月)

ラストサムライのモデル

先日、日曜映画劇場でトム・クルーズ、渡辺謙や真田広之らが主演したラストサムライが放映された。暇な正月に見ようと思うので録画しておいた。

JALカードが発行している「Agora(アゴラ)」という雑誌があるが、その12月号にラストサムライでトム・クルーズが演じたオールグレン大尉に関する記事があった。ラストサムライの中で、オールグレン大尉は明治時代初期の外国人教師の一人として米国から日本に赴任してきたが、その彼と同じように一人の米国人が明治四年(1871年)に熊本洋学校に教師として赴任してきた。彼の名前はL・L・ジェーンズ、ウェストポイント出身の陸軍軍人であった。彼は1871年(33歳)から5年間熊本に滞在し、その後、大阪や鹿児島においても教師をしながら1899年に米国に帰国している。

ラストサムライの舞台となった時代背景には、西郷隆盛(渡辺謙がモデル)による西南戦争の勃発がある。1873年に西郷隆盛は鹿児島に下野しており、その後薩軍が結成され、1877年9月24日の城山篭城戦で西郷隆盛が切腹するまで、九州いや日本全国を騒乱の渦に巻き込んだ。

多分、L・L・ジェーンズは大阪でこの戦争の噂を聞いており、もし彼が熊本に滞在していたならば、薩軍による熊本城攻撃を直接見る機会があったかもしれない。彼が住居とした西洋風の建物は今でも現存し、「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」として一般公開されているそうだ。

多少、L・L・ジェーンズという人物が気になったので調べてみることにした。この続きは次回に。

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