心と体

2020年8月27日 (木)

微小血管狭心症 東北大学プレスリリース

この記事を書き始めて10年以上経ちますが、未だ家内の症状は緩和されていません。

昨夜も前兆なしで痛みに襲われ、いつもの様に水をコップで2杯飲んで押さえていました。

その影響か朝起きても頭痛がするとのこと、全く対処療法が見つからず困惑しております。

それとは別に今年の4月に東北大学のプレスリリースに以下の記事がありましたのお知らせしておきます。

指先から見えた微小血管狭心症患者の新たな病態ー全身の微小血管の機能障害を反映ー

記事の最後に、詳細な説明(PDFファイル)がありますので参考にしてください。

少しでも希望が持てますように・・・。

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2009年8月 4日 (火)

再度、コップ1杯の水をごくっと飲んで直った。微小血管狭心症

冷水を飲む方法についてはリスクがありますのでご注意下さい。以下にそのリスクについて紹介します。(2010年03月09日追加)

確かに、狭心痛や逆流性食道炎痛などは、冷水を飲むことで、一時的に緩和されるようですが、大変危険な行為とだと、おせっかいながら警告しておきます。特に狭心症の場合には、冠動脈狭窄が原因ですので、この方法を常用化すると、いつかは心筋梗塞に移行し、最悪死亡します。心臓麻痺と言うやつです。また、逆流性食道炎の中でも、厄介な食道動脈瘤がある場合は、最悪、破裂して失血死となります。血管は、冷やすと細くなりますので、非常に危険です。冷水を飲んで痛みが緩和するのは、胃炎及び胃潰瘍と軽度の食道炎だけですので、危険な行為はおやめ下さいね。

読者の方から”水を飲むと発作が収まる”というコメントが付いたことがありました。

それ以前に家内も同じ方法で実践しており、その時には治らなかったとコメントを付けましたが、その後、飲み方を変えたところ嘘のように治ったようです。これも今年4月ごろにコメントしておきました。

その後、家内に同じ症状が起こったときにも水をごくっと飲んだところ、同じように治っています。また、家内の姉も同じ症状に悩まされていましたが、この方法を教えたところやはり嘘のように治ったと言うことです。

ただし、この方法が全ての人に効果があるかは保証の限りではありませんので。・・・。

参考のために水の飲み方は、

  • 冷蔵庫から出した冷たい水。ぬるい水を飲む気がしなかったということですが
  • 飲んだ水の量は普通のコップ一杯(180CC程度)
  • ごくごくと一気に飲む感じ

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2009年1月21日 (水)

微小血管狭心症、米国事情

多少、古い情報なのだけれど、米国在中の日本人女医Dr.Yumiさんの微小血管狭心症に関するブログを見つけましたのでお知らせします。

興味のあるかたはアクセスしてみてください。

Dr.Yumi A Japanese Doctor in New York

 

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2009年1月14日 (水)

微小血管狭心症とWomen's Ischemia Syndrome

微小血管狭心症に関する研究が米国にて進んでいることは先のブログでお話しましたが、その一端を説明する記事が見つかりましたので紹介します。

著者は千葉県衛生研究所所長/千葉県立東金病院副院長の天野恵子氏で、その中の一部を以下に記載します。全文はここにアクセスしてダウンロードしてみてください。多少専門用語などが混じってわかりにくいかもしれませんが・・・。

1996 年、National Institutes of Health-National Heart, Lung, and Blood Institute の研究資金によりWomen's Ischemia SyndromeEvaluation Study(WISE)が開始された。この研究は、Phase(パイロットphase : 1996-1997 年)、Phase Ⅱ(1997-1999、)Phase Ⅲ(2000 年追跡・解析)で構成されており、虚血性心疾患の疑いで冠動脈造影がおこなわれた約1000人の女性患者を対象としている。

目的は、①女性における虚血性心疾患の診断法(症状の評価法およびリスク評価のアルゴリズム、など)の改善、②冠動脈狭窄のない心筋虚血や症状の発症メカニズムの解明、③症状および検査に対する反応に及ぼす性ホルモンの影響の検討である。

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2009年1月12日 (月)

微少血管狭心症は増加している?「女と男」二回目を見て

NHKスペシャルシリーズ「女と男」の二回目を見ている。

始まってすぐに「微小血管狭心症」についての驚くべき事実が語られていました。その内容を番組の進行に沿って箇条書きにしてみます。

  1. 米国のある女性(50~60代)が運転中に心臓に痛みを覚え、気を失ってしまった。その際、事故を起こしたかは不明。
  2. その女性はこの発作が起こる前から心臓に痛みがあり、医者に診察してもらったが、狭心症の兆候もなく精神的なものが原因ではとの診断を受けていた。
  3. (しかし、最近の医学の進歩から)、このような女性に起こる狭心症にも似た痛みの原因が、男性に多い狭心症とは異なり、心臓表面の微少血管(直径0.3mm以下)の詰まりとわかり始めた。
  4. この女性の場合もようやく「微小血管狭心症」と診断された。

さらに、米国の研究結果では、

  1. 心臓に痛みがあった女性の34%が「微小血管狭心症」であった。
  2. 原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少ではないかと言われている(仮説)。このエストロゲンは血管を拡張する効果がある。
  3. 1980年代以降、米国内での男性の狭心症による死亡者数は減少しているが、女性の場合は逆に増加しており、現在では年間50万人もの女性が心臓病で死亡している。

原因について”女性ホルモン(エストロゲン)の減少”としているが、家内の場合には30代から発作が起こっており、この仮説には疑問が残る。

番組内ではここで話が終わっているので、「微小血管狭心症」についての治療方法は残念ながら見つかっていないようだ・・・。

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2009年1月11日 (日)

微少血管と「女と男」

昨夜、寝静まってから家内が例の発作を起こしたらしい。起こしたらしいと言うのは、私がぐっすりねむっていて気がつかなかったからで、就寝中に「微小血管狭心症」の発作を起こしたのは初めてだ。

ところで、今日から三回の予定でNHKスペシャルシリーズ「女と男」が始まった。第1回目は「惹かれあう二人 すれ違う二人」で、”最新科学が読み解く性”と謳っているものの、内容的にはそれほどの出来ではなかった。

しかし、明日二回目の予告を見て驚いた。

その予告の画面に「女」+「微少血管」とのフレーズがあったのだ。もともとこのブログの第二回目が、『なかなかわからなかった「微小血管狭心症」』だったので、これは是非とも見なければと家内と話している。

ちなみに二回目の開始時間は明日夜10時からで、”何が違う?なぜ違う”と題して「女と男」の仕組みについて放送される予定。

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2008年1月10日 (木)

”ダイエットにチャレンジ” その後

”ダイエットにチャレンジ”のその後について書いておきたい。

ダイエットに成功した後、一番怖いのはリバウンドである。前回、ダイエットの結果を報告したのは10月で、その後の12月から1月にかけての忘年会・正月シーズンには、食べたり飲んだりする機会が増えるので体重のリバウンドは避けられない。

私の場合も、忘年会シーズンで二キロ太り、その後、頑張って元に戻した。だが正月になってまた二キロ太り、ようやく今週になって元に戻すことが出来た。

このような体重の増減の原因の一つは年末年始であるが、もう一つは油断だと思う。一度体重を減らすことが出来たという自信が災いし、少々食べても元に戻せるという安易な気持ちがリバウンドを助長するのだと思う。

そこで年明けて少々時間が経過したが、最初の目標である標準BMI値(22)を目指して、後二キロ体重を絞ることにした。再チャレンジだ!ちなみに現在のBMIは22.6である。

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2008年1月 9日 (水)

突発性難聴は直らないのか

7日に、歌手浜崎あゆみさんの「左耳が聞こえない」というニュースが国内を駆けめぐった。

実は私も同じような目にあった。それはかれこれ二十数年前になるが、仕事によるストレスと上司との人間関係から耳に変調を来たし、その結果、会社の廊下を真っ直ぐ歩けなくなった。その異常に気がつき、東京のさる大学病院の耳鼻科にしばらく通った。診断の結果では内耳などに異常は無く、ストレスによる一過性のものと判断された。

数ヶ月後には耳の変調も消え、歩行も正常に戻った。原因と考えられた仕事上のストレスや人間関係について短期間では解決は出来なかったが、ストレスの度合いも仕事が進展するにつれ低下してきたので、再び悪化することはなかった。

自分の周りにも突発性難聴など耳に変調を来たした人は多い。それらのほとんどはストレスが原因であり、ストレスを無くすか、減らさない限り完治は難しいと聞いている。この病気の治療を受けた人の数も近年増加しており(2001年で35,000人)、原因も治療も確かでないので、国から難病(特定疾患)に指定されている。詳しい情報は”難病情報センター”にアクセスするとよい。ただ、私の感じでは患者数はもっと多いのではないだろうか。自覚がありながらそのままにしている人も多いようだし・・・。

彼女の場合には、おそらく全国ツアーなどの予定が決まっていたために、途中で投げ出すようなことをしたくなかったのだろう。責任感が強かったのが裏目に出たのかもしれない。ただし、彼女は

「私はボーカリストでありたい。だから、残されたこの右耳がいけるところまで、限界まで、歌い続ける」

と言っているのが、救いだ。

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2007年10月10日 (水)

ダイエットにチャレンジ

近頃、男性によるダイエット法に関する記事が目につく。

私もつい先々月からダイエットにチャレンジしている。元々、上の血圧がたまに140を超え、腹回りもメタボの85cmに近くまで成長したので、何とかしなければならないとは思っていた。それが8月のある日、外出の際に久しぶりにワイシャツとネクタイ姿を姿見に映したところ、何とも締まらない己の姿にはたと気が付きしばし呆然とした。

それから一念発起し、ダイエットのチャレンジした。やったことは至極簡単で、

  1. 週に4日ほどエアロビクスにスポーツジムに通っていたが、そこにランニングを追加したこと。
  2. 夜、8時以降には食事をしないこと。ただし、スポーツジムで汗を流した後の缶ビールは目をつぶったが、その他のアルコールは厳禁とした。
  3. 食事の量を腹七分目とした。
  4. 最後に、毎日朝と夜に体重を量り、グラフ用紙に記入した。

この方法を今日現在まで継続した結果、7週間で6kgのダイエットに成功した。自分でもこんなにうまくいくとは思っていなかったが、やはり記録を取ることで自分自身のやる気を持続することが出来たのではないかと思う。
NHKの人気番組「ためしてガッテン」のディレクターが自らの体を実験台にして編み出した”メタボ脱出法”でも、体重の推移を記録することが成功の秘訣と報告しており、常に自分自身の自覚を新たにすることが必要なのだと思う。

体重の増加の原因は必要以上に食べることであり、それに自分自身が気が付けばダイエットは半分成功したようなものである。

お陰でウエストも70cm台に戻り、最近買ったズボンが皆緩くなったので、先日購入した店に出かけてウエストを詰めてもらった。また、上の血圧も滅多に130以上にならなくなり、鼾もいつの間にか止まったと聞かされた。

これからもリバウンドしないように、目標の標準BMI値(22)を目指してがんばろう。

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2006年5月17日 (水)

ヘアメークという職業

近頃話題になっている「きっこのブログ」あるいは「きっこの日記」というブログがある。そのセンセーショナルな記事内容(例えば耐震強度偽装問題など)から、”誰が書いているのか”という探偵ごっこまであって話題性に富んだブログの一つだと思う。

当人のプロフィールを見るとフリーのヘアメークとあるが、毎日書かれているブログの情報量の多さから、”マスコミ関係者でフリーのヘアメークではないので”はとの声も多く聞く。

このヘアメークという職業を見て、どこかでこれと同じようなsituationの記事があったことを思い出した。昨夜、部屋中を探し始めて、ようやく見つけた。それはNEWSWEEK(日本版)の2005年8月31日号で、タイトルは「DV(家庭内暴力)の被害者を美容室で救え」といコラムだった。

その記事を紹介すると、

美容室で働く人々は、客からプライベートな話を開くことが少なくない。それがときには家庭内暴力(DV)に苦しんでいるという話に及ぶことがある。「シャンプーをしていると突然、家で殴られているって告白されたりする」と、カンザス州ウィチタで働く美容師トワンダ・ハミルトンは言う。「美容室では、ほかでは聞かない話をたくさん耳にする」

そのため、最近では美容室を通じたDV防止運動が始まっている。美容業界が出資する全米組織「カット・イット・アウト」では現在、DVによる傷を美容師が見分けたり、被害者に支援団体の情報を与えられるよう指導している。4年前にアラバマ州で発足した同組織は11州で活動中で、今後3カ月以内にもう7州加わるという。

ウィチタには、同じような救援プログラム「サロンズ・オブ・ホープ」がある。フィル・クライン検事級長は最近、活動を全州に広げると発表した。このプログラムの開始前は、自分の無力さを痛感していた美容師のハミルトン。これからは、ヘアケア以上の手助けができそうだ。

つまり、ヘアメークは自分の髪の毛や顔の手入れをすることで、否が応でもお客の異変に気が付く。一方、お客は手入れをしてもらいながら次第にリラックスしていき、ヘアメークとの一対一の会話の中で本音がポロリということになるのでは・・・・。

そう考えれば、”「きっこのブログ」あるいは「きっこの日記」を書いている彼女の職業がヘアメークだからこそ、あっと驚くような情報が入手できるのでは”と納得するのだが・・・。

因みにNEWSWEEK英語版では、家庭内暴力(DV:domestic violence)をdomestic abuse(家庭内虐待)と表現している。また、ヘアメークはスタイリスト(stylist)と表現しているようだ。

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