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2008年1月31日 (木)

食の輸出

ギョウザ食中毒は中国国内でも結構騒ぎになっている。

お隣の韓国では、新日流時代と称して日本製品に人気が集まっている。特にこうした日本ブームは百貨店の輸入食品売り場でも目立っているようで、大手の新世界百貨店の食品売り場では、日本の納豆、しょうゆ、みそ、キャンディー、ラーメンなどが外国食品の40%を占め、特に健康に良いとされる納豆の売り上げは毎年50%近く伸びている。(朝鮮日報から)

これからは日本は”安全”をキーワードに、海外に衣食住に関わる商品をどんどん売り込んではどうだろうか。すでに中国では日本のお米は美味しい、そして農薬などが少ないというブランドイメージで、店頭に出すたびに売り切れになっている。

「安い」、「壊れる」そして「危険」は消費者からそっぽを向かれる。

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2008年1月30日 (水)

平成に再び維新は起こるのか?

先日の大阪府知事選で橋本氏が当選したが、彼の選挙活動と演説内容を見る限り、東国原知事を含めた政策集団の影響が色濃く出ているような気がする。

中央政界は年金問題やガソリン税などで混乱している。そのために、山積する多くの問題(サブプライム問題、資源の枯渇、少子化と老齢化、環境対策などなど)に対し、政府は十分にイニシアティブを取って対応しているとは思えない。これもねじれ国会のなせるわざであり、政治の早急の健全化が望ましい。

国会の解散と総選挙は近いとの噂も消えない中、北川正恭元三重県知事や宮崎県の東国原知事らが政策集団を結成した。今後、選挙を行うことになれば国民へ具体的な説明がなされるだろうし、場合によっては政界の台風の目、あるいは三番目の政党として選挙に大きな影響を与えるのは間違いない。

奇しくも新旧県知事が各局の報道番組などで活躍しているのを見ると、彼らはある意志を持って行動しているのではと勘ぐりたくなる。

変革は中央から起こることは歴史的にも稀であり、地方から中央へというのが古代から政である。果たして平成のこの世の中に維新は起こるのか? それとも何も変わらないのか?

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2008年1月27日 (日)

成田山 初詣

1月も末で初詣には一寸遅いが、穏やかな天気になったので成田山に行ってきた。

JR成田駅を出て参道に入り、途中で鰻屋や漬け物屋などをひやかしながら米屋本店にたどり着く。十数年も前だが350円で買った栗蒸し羊羹が今は735円と倍以上だと妻が驚き、代わりに塩豆大福を一人一個ずつ買う。参道を下る坂上の酒屋でコップ1杯350円の地元酒蔵のにごり酒と200円の甘酒を買い、店の前に置いてあるビールケースに座って飲む。

そこから参道を左側通行で降りていく。途中の川豊では鰻を食すための行列が店内から溢れて参道まで延びていた。成田山の総門まではゆっくり歩いても10分足らず。さすが1月末ともなると団体の初詣客は少なく、お年寄りを労りながら歩く家族連れが多かった。お参りに行く人はそれなりに心の余裕があるのか、どの顔も穏やかそうで、今年一年無事に過ごせるようにと願わずにいられない。

お参りは総門からスタートし、仁王門の前後の急な階段を登り、香閣でお香の煙を頭や身体に当てて大本堂に入る。今年は例年よりお賽銭を奮発し、交通安全のお札を買って大本堂を出る。いつもは買わないのだがおみくじを買い見てみると”吉”であった。内容もまあまあだったので満足して帰路に着く。(総門から大本堂までのアルバムを作りましたので見て下さい)

来週日曜は成田山の節分会(”せつぶんえ”と読みます)。大相撲力士やNHK大河ドラマ「 篤姫」出演者による豆まきを見るために境内は見物人で溢れ、そのために正月とは違って前に流れないのでより混雑するので、お参りはその時間を外して行くのが良いかも。

参考のために豆まきのスケジュールは、1回目が午前11時から、2回目は午後1時半、3回目は午後4時で、有名人の参加は1回目と2回目のみ。主な出席者は、

大相撲:朝青龍、白鵬、千代大海、出島、稀勢の里
大河ドラマ:宮﨑あおい、瑛太、原田泰造、ともさかりえ、稲森いずみ

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2008年1月25日 (金)

環境考古学が予言する地球温暖化の行く末 続き

先日、日経BP ECOに載っていた「環境考古学が予言する地球温暖化の行く末」という記事を紹介しましたが、そこから私が考えたことあるいは感じたことを述べたいと思います。

この記事の中で、

地球の気候は、氷期約8万年と間氷期(温暖期)約2万年を10万年単位で繰り返しています。人類が誕生してから現在に至るまでの約20万年のうち、17万年は氷期でした。

と説明しています。また、こうも述べています。

逆に現在より5度も、6度も平均気温が上がると大変に危険です。これは恐竜がいたころ気候で、二酸化炭素(CO2)濃度は現在の約4倍ありました。

この二つの考古学的事実から、CO2などの温室効果ガス濃度の増加だけで気温上昇が説明できないことがわかります。つまり、CO2量を削減しもとのレベルに減らしたとしても、地球温暖化の進行を止めることは出来ないということになります。人類にとってCO2量の削減は可能ですが、地球規模の海流の変化や水循環をコントロールすることは出来ないのですから。

しかし、温暖化は進んでいるのは事実であり、温暖化による海面の上昇と気候の湿潤化、降水量の増加により大型のハリケーン、台風やサイクロンが世界各地で多発する。その後のいつになるかわからないが Day After Tommorowに映像化された氷期の到来。現に我々は激しい気候変動にさらされている。

となると、CO2量削減のみに資金を投資するのではなく、地球温暖化は避けられないという前提で我々が生き延びるための合理的な対策を考える必要があるのではないでしょうか。

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2008年1月23日 (水)

環境考古学が示す衝撃の近未来

日経BP ECOに「環境考古学が予言する地球温暖化の行く末」という衝撃の記事が載っていた。

近未来(50年後)の地球環境の変化が、近年急速に進歩した環境考古学の研究結果に基づいてた説得力ある論調で説明されている。

予言通りになるかどうかは別にして、是非、一読してもらいたい。きっと衝撃を受けるはず。少なくても、今晩悪夢を見るかもしれませんよ。

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2008年1月22日 (火)

中国を恐れる韓国

韓国の朝鮮日報に、「中国の技術力猛追、韓国企業に危機感」とあった。これによれば、

韓国貿易協会は21日、中国と貿易を行っている企業390社を対象に実施した調査の結果、約70%が中国の技術競争力は3年以内に韓国を追い越すと予想していることが分かったと発表した。

しかし、先日の技能オリンピックでは、確か韓国が断トツの一位だったはず。この危機感はどこから来ているのだろうか。日本と違って陸伝いに行き来できるためか、中国の社会情勢や政治情勢の変化がひしひしと伝わってくるのだろう。

また、昨日のことであるが、同じく朝鮮日報にショッキングなニュースが出ていた。それは、

世界最大のダムとして中国・長江中流に建設が進んでいる三峡ダムが、韓国近海の環境に影響を与えるとの懸念が現実のものになりつつある。三峡ダムで長江がせき止められ、淡水の海への流入が減り、淡水に含まれるさまざまな栄養成分が海に供給されなくなった結果、海洋生態系が破壊されていることが、最近の研究で判明した。

このようなニュースは余り耳に聞こえてこないのが現実で、良くも悪くも海を隔てている日本はやはり島国なのだろう。余りのんびりしていると、いつの間にかみんなから置いてきぼりにされてしまう。否、もう置いてきぼり?

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2008年1月21日 (月)

雪は降らなかった

天気予報は見事に外れてしまった。

札幌の親戚からも今年は雪が少ないと言っていた。そこで、21日現在の札幌市内の降雪量を例年と比較してみると、やはり今年は例年に比べて約120cm以上少なく、昨年に比べても50cm程度少ないそうだ。

過去の札幌における一冬に降った降雪量を見てみると、平成10~11年では715cm、翌年の12~13年は687cm、以後、576cm → 451cm → 546cm → 509cmと減って、平成16~17年にかけては715cmと増加するも、翌年の平成17~18年には574cm、翌々年、つまり去年は543cmと減少している。

ただし、平成17~18年から降雪量の観測方法が雪板から積雪計に変わり、同じベースでの比較にならない。その結果、どうなるかというと、平成17~18年からの観測方法での降雪量のほうが多くなるそうで、札幌の場合、資料から見当を付けると一冬で約120cm程度の差になる。そこでこの差を考慮して、過去の観測方法(雪板)での降雪量と再度比較すると、

平成10~11年を715cmとすれば、翌年から687cm → 576cm → 451cm →546 cm → 509cm → 714cm → 454cm423cmと、10年前に比べ3m近くも減少している。

今年は昨年より少ないようなので、4m以下になるのは間違いない。この現象は全国的であるけれども、やはり例外はある。例えば北海道の旭川や稚内では逆に約60cm降雪量が多く、秋田の横手では例年(335cm)に比べ240cm多い580cmを記録している。

いずれにせよ、今年の冬の雪は少なそうなので、スキーにいく人は早めに行った方が無難かも。

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2008年1月20日 (日)

雪が降る

天気予報によれば明日は雪。

幸いにもセンター試験が終わっているので大きな混乱は無いだろう。でも通勤通学は大変だ。それでも雪が降るのを見るのは、私にとっては決して嫌なことではなくむしろ楽しいこと。

雪に関する思い出は私の人生の半分を占める。

吹雪の中を集団下校で帰ったこと。スキー授業の帰りに手が凍えそうになり、その手を温めてくれた父の大きな手。友の家の近くに作った雪洞に二人でもぐりこみ、蝋燭の煙に息が出来ずにあわてて雪洞を壊して這い出たこと。
深々と雪が降る夜、すべての音が消えてしまうこと。雪の中に突っ込んだ手がなぜかぽかぽか暖かくなったこと。登校時に耳が凍傷になりかけたこと。すべてが今は思い出だ。

明朝、雪だるまは作れるだろうか・・・。

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「・・・の原発大国への道」について

16日のブログに中国について書いてみたので、今回は何かと中国と比較されるインドについて書いてみた。

きっかけは表題にあるように17日の日経BPネットに乗っていた伊藤洋一氏の「インド、中国の原発大国への道」の内容である。この記事の中で、伊藤氏はインドと中国の急接近と両国のエネルギー政策、特に原発建設に対する見方について以下のように述べている。

筆者(伊藤氏)は、この2頭の巨象はどちらにせよ、当面は原発への依存を高めると思う。だったら、「両国にとっての安全な原発」の建設に協力すべきだと思うが。

これに対する私の意見も同じであり、日本としても協力すべきだと思う。勿論、原発が潜在的に持っているリスクにどう対応するかは別に考えなければならないが。(例えば、週刊東洋経済に連載されている真山仁氏の「ベイジン 二○○八年」を見よ)

ここで、この記事に関係するインドの電力事情について述べてみたい。インドはご存じのよう石油も天然ガスも輸入に頼っており、唯一のエネルギー源であった石炭も不足気味で一部輸入もしているが、石炭の生産と消費では世界第三位である。
インドへは出張で五回ほど行ったことがあり、1990年代初めの出張ではインドにおける石炭ガス化発電の可能性と電力事情の調査を行った。そこで見聞きしたことをまとめると、インドの電力事情の深刻さがわかる。

つまり、インド国内の炭田(東部から中央部にかけて)から消費地へは主に鉄道輸送で行う。この鉄道を走る機関車はほとんどが電気機関車である。インドの雨期は6~9月であり、その期間は方々で道路も鉄道も水浸しとなり、輸送がストップする。そのために火力発電所へ石炭を供給できなくなり停電となる。また、当然ながら工場や鉄道、そして農業設備(灌漑用ポンプなど)の運転も停止する。

一方輸送される石炭のほとんどが瀝青炭であり、品質としては悪くないのであるが、輸送あるいは貯蔵中に暑さのために自然発火し、その後の消火のために灰分や水分が多くなって発熱量が低下し、発電所本来の能力が未達となって電力不足となる。

このようにインド国内の電力状況には多くの問題を抱えており、原油や天然ガス価格の高騰と急激な経済成長を考えると原発の方向に行かざるを得ない。つまり、伊藤氏が言うように”原発への依存を高める”というよりは、それしか生きる道がないのだと思う。

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2008年1月19日 (土)

解ける永久凍土と水循環

今朝の読売新聞に「独立行政法人・海洋研究開発機構は・・・永久凍土の・・・」というニュースが一面に出ていた。長くなりますが、その文章を紹介しますと、

気温上昇に加え、それに起因する降水量の増加が凍土の融解に拍車をかけており、地球温暖化による気候変動の影響が、より明確に現れていると見られる。

同機構は、ロシア科学アカデミーなどと共同で、1970年以降のシベリア東部の3地点の地温や降水量などを分析した。2004年までの平均地温は毎年零下2・8度前後でほぼ一定だったが、05年には零下1・8度と急上昇し、06年は零下1・5度と過去最高を更新した。さらに、年間降水量も03年以降それ以前の平均より増えていた。夏の雨は凍土の氷を溶かし、冬の雪は地表を覆って地温の低下を抑え、凍土の融解を促進する働きがある。観測地点付近では冬の川に大量に水が流れたり、地盤が緩んで道路が崩れたり、牧草地が水没したりしている。

永久凍土が溶けると、地形が変化するだけでなく、閉じ込められていたメタンガスが大気中に放出される。メタンガスは、二酸化炭素の20倍の温室効果があるとされ、温暖化をさらに悪化させる心配もある。

思いつきで海洋研究開発機構にアクセスしてプレスリースの内容を再確認すると以下の文章が目に入った。

シベリアの永久凍土帯の現地観測とデータ解析に基づき、ここ数年、この地域で地中の温度が観測史上最高を記録し、「活動層」が急激に厚くなるなど、永久凍土の融解が急激に進んでいることを確認しました。
これは、長期的な気温上昇傾向に加え、降水量および積雪量の大幅な増加、積雪時期の変化など、ここ数年、水循環に変化が現れてきていることによるものと考えられます。

温暖化をもたらす温室効果ガスには、水蒸気、二酸化炭素、メタン、フロンガスなどがあり、地球全体での水蒸気の循環はこの数十万年間ほぼ変動していないので、地球温暖化に対する貢献度は大気中の濃度がほかと比べて高い二酸化炭素が一番高いとされていた。

しかし、この研究結果が正しいとすれば水循環に変化が現れている証拠であり、二酸化炭素やメタンだけではなく水蒸気についても注意を払わなければならなくなる。そうすると、燃えて水蒸気しか排出しないクリーンな水素や燃料電池車の将来はどうなるのでしょうか。もともと大気中には膨大な水蒸気が含まれており、人類の活動がもたらす水蒸気の増加は地球温暖化に影響しないと言われてきましたが、考え直さなければならないかもしれない。もしそうだとすると・・・。考えるだけで恐ろしい。

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2008年1月16日 (水)

20年後、中国の経済力は日本の10倍に

20年後、中国の経済力(GDP)は日本の10倍になると、香港の著名経済学者・張五常(チャン・ウーチャン)氏が予測を発表した。(Record China)

何となく聞くとすごい発言と思うが、現在の中国の人口(約13億人)と日本の人口(約1億3千万)の比率(10倍)を考えると、中国の経済力(GDP)が10倍になって初めて中国人一人当たりの国内総生産GDP(2007年で2,200$)が、今の日本人一人当たりの国内総生産GDP(2007年で33,100$)に追いつくことになる。

ただし、日本人一人当たりの国内総生産(33,100$)は世界ランク19位であるから、中国が日本に追いついてもまだ世界ランクでは上がある。また、果たして中国の経済力(GDP)が日本の10倍になるかについては、はなはだ疑問だ。理由としては、人口問題と老齢化、資源の枯渇と食糧事情の悪化、エネルギー不足と地球温暖化による環境破壊などが考えられる。特に20年後の2030年前後には中国の人口はピークに達し、しかも老齢化が急速に進むと見られている。

北京オリンピック以降に種々の問題が浮上すると思われるので、中国政府の指導力が今後試されるであろう。

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2008年1月13日 (日)

女性の秘められた力

最近女性にはかなわないと思うことが増えているような気がする。

今日もたまたまテレビをつけてみたら、NHK教育で「栗原はるみの挑戦」”日本の家庭料理を英語で”を再放送していた。我が家にも彼女の料理本「すてきレシピ」があるので、思わず興味が引かれビデオにとった。料理だけでなく盛り付けに使っている食器のセンスが良いこと、それと私と同世代ということもあり好印象を持っていた。

二年前に日本料理を紹介する料理本『栗原はるみのジャパニーズ・クッキング』がグルマン世界料理大賞を受賞し、海外で料理を紹介する機会が多くなっているようだ。この番組もアメリカ・ジョージア州(南部)のアトランタが舞台で、地元の料理店で地元料理を食べながら地元の人の嗜好を考え、それをもとに日本料理のレシピを考えて実演紹介するまでの彼女の有様を中心にした番組であった。

今まで彼女は料理に使う言い回しや単語を中心に英語を勉強しているようで、アトランタの領事館や料理教室の晴れの舞台で、丸暗記した内容を一所懸命に述べていた。多少、言葉が詰まっていたようであるが、出席者に対し顔を真っ直ぐ向けて最後まで笑顔を絶やさずスピーチを終えたのは並みの女性ではない・・・。

かって、海外に出張した折、主賓として日本から来た本社役員が、無理やり現地駐在員にスピーチ代行を頼んでいたことを思い出した。

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小皇帝の涙

先週日曜日の夜9時過ぎに放映された「NHKスペシャル 激流中国」のビデオを見た。題名は「5年1組 小皇帝の涙」

小皇帝というと中国の一人っ子政策の下で成長した子供たちのことで、両親や双方の祖父母から甘やかされている様子を見せられるのかと思いながら見た。しかし、実際は加熱する教育熱と親の過剰な期待に追い詰められている子供たちの実像で、現在の日本の教育現場や隣国韓国での進学競争などと比較しても非常に過酷である。特に親が子供を叱り付け、逆に小学生の子供たちが公然と親を非難する教室の場面には、開いた口が塞がらなかった。

中国は清代までは科挙の国で、現在でも孔子学院を設立し中国語だけでなく儒教も世界に広めようとしている国と勘違いしていたので、親を敬う教育も行っているかと思いきや全く違っていた。

このような小皇帝たちが成人して政治経済外交などで活躍する二十年後に、中国はどのような国になっているかを想像するのは非常に困難である。例えば、二十年三十年後には、小皇帝出身の夫婦は合わせて二組の両親と四組の祖父母(合計12人)を養わなければならなくなるのですから・・・。

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2008年1月12日 (土)

「運賃が高い?」のフォロー

先日燃油特別付加運賃について述べたが、あの料金はJALの場合で、ANAの燃油特別付加運賃はJALに比べて安いことがわかった。

確かこの運賃は国土交通省が認可するはずで、両者に違いがあるなんて考えもしなかった。また一つ”何故”が増えてしまった。

ちなみに両者の運賃を比較すると、日本-韓国で400円、日本-中国で1200円、日本-台湾・ベトナムなど1500円、日本-タイ・インド・ハワイなど2600円、日本-北米・欧州で4000円、すべてANAが安かった。

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パナソニック

中学生のころ、松下幸之助氏の立身出世物語を読んで感銘を受けた。

例えば電灯とアイロンを同時に使おうとした主婦(?)が困っているのを見て、二股ソケットのアイデアがひらめき売り出したところ、売れに売れて会社が倒産しないで済んだ話から、「ひらめきと努力をすれば必ず報われる」のだと教わった。

ところが”松下電器”や”ナショナル”のブランドが消えて、”パナソニック”に統一されることになった。このことで、先ほどの「ひらめきと努力をすれば必ず報われる」という教えがなくならないでほしい。松下幸之助氏の教えをもう一度若い人に読んで理解してほしい・・・。

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2008年1月10日 (木)

”ダイエットにチャレンジ” その後

”ダイエットにチャレンジ”のその後について書いておきたい。

ダイエットに成功した後、一番怖いのはリバウンドである。前回、ダイエットの結果を報告したのは10月で、その後の12月から1月にかけての忘年会・正月シーズンには、食べたり飲んだりする機会が増えるので体重のリバウンドは避けられない。

私の場合も、忘年会シーズンで二キロ太り、その後、頑張って元に戻した。だが正月になってまた二キロ太り、ようやく今週になって元に戻すことが出来た。

このような体重の増減の原因の一つは年末年始であるが、もう一つは油断だと思う。一度体重を減らすことが出来たという自信が災いし、少々食べても元に戻せるという安易な気持ちがリバウンドを助長するのだと思う。

そこで年明けて少々時間が経過したが、最初の目標である標準BMI値(22)を目指して、後二キロ体重を絞ることにした。再チャレンジだ!ちなみに現在のBMIは22.6である。

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感染症と地球温暖化

今世紀末に日本の平均気温は最大4.7度上昇すると、環境省が予測を発表した。

この予想は国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の予測モデルを用いてシミュレーションした結果で、今世紀末の平均気温は、20世紀末に比べ最大4.7上昇すると述べた。この結果に基づく今後の日本への影響については、対応策も含めさらに検討するようだ。

すでに環境省では予備検討は行われており、「地球温暖化の影響 資料集」や「地球温暖化と感染症」などの資料が公表されている。今回は、この「地球温暖化と感染症」から面白い内容を見つけたので紹介したい。
それは温暖化に伴い増加すると見られているマラリアである。実は、現在より寒冷であった明治時代、それも北海道で1,500名近くもの感染者がいたという事実です。先ほどの資料から、その部分を抜粋すると、

日本では、明治時代からマラリア患者発生の報告がありました。北海道の深川市(札幌と旭川に中間に位置する市)に駐屯していた屯田兵とその家族にマラリアが流行しており、1890年には人口約6,700名の内1,500名近くが感染していました。

宮古島、八重山諸島(石垣、西表)では、昭和の初めに100 ~1,500 名を超す患者が発生していました。

本州では琵琶湖を中心として福井、滋賀、石川、愛知、富山で患者数が多く、福井県では大正時代は毎年9,000 ~22,000人以上の患者が発生しており、1930 年代でも5,000 から9,000人の患者が報告されていました。

第二次世界大戦後に500万人を超す復員者によってマラリアが再流行するのではと危惧されたものの、1946 年の28,200人をピークに1951年には500 名以下に減少し、国内感染例は急速に見られなくなりました。

このように以前からマラリアの感染患者が国内に存在しており、”温暖化=マラリア患者の増加”ではないようだ。つまり、「蚊の生息条件や住宅構造、人の行動様式などが変わったためにマラリアの患者数が減少した」と資料は述べており、温暖化による影響はより複雑と思われる。

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2008年1月 9日 (水)

突発性難聴は直らないのか

7日に、歌手浜崎あゆみさんの「左耳が聞こえない」というニュースが国内を駆けめぐった。

実は私も同じような目にあった。それはかれこれ二十数年前になるが、仕事によるストレスと上司との人間関係から耳に変調を来たし、その結果、会社の廊下を真っ直ぐ歩けなくなった。その異常に気がつき、東京のさる大学病院の耳鼻科にしばらく通った。診断の結果では内耳などに異常は無く、ストレスによる一過性のものと判断された。

数ヶ月後には耳の変調も消え、歩行も正常に戻った。原因と考えられた仕事上のストレスや人間関係について短期間では解決は出来なかったが、ストレスの度合いも仕事が進展するにつれ低下してきたので、再び悪化することはなかった。

自分の周りにも突発性難聴など耳に変調を来たした人は多い。それらのほとんどはストレスが原因であり、ストレスを無くすか、減らさない限り完治は難しいと聞いている。この病気の治療を受けた人の数も近年増加しており(2001年で35,000人)、原因も治療も確かでないので、国から難病(特定疾患)に指定されている。詳しい情報は”難病情報センター”にアクセスするとよい。ただ、私の感じでは患者数はもっと多いのではないだろうか。自覚がありながらそのままにしている人も多いようだし・・・。

彼女の場合には、おそらく全国ツアーなどの予定が決まっていたために、途中で投げ出すようなことをしたくなかったのだろう。責任感が強かったのが裏目に出たのかもしれない。ただし、彼女は

「私はボーカリストでありたい。だから、残されたこの右耳がいけるところまで、限界まで、歌い続ける」

と言っているのが、救いだ。

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2008年1月 8日 (火)

少年アトム?

たまたま朝鮮日報のインターネット版を見て驚いた。

さわりの文章のみを紹介しますので、もっと詳しい内容を見たければ、”朝鮮日報”をクリックしてください。まず、10人に9人の方は驚かれるでしょう。

今は『ポケットモンスター』が日本のアニメだということを承知の上で観ているが、3、40代の人たちは『少年アトム』が1979年までの28年間、日本で連載された『鉄腕アトム』の翻案であったことを知らなかった。『少年アトム』が実は日本の漫画だったという事実に、幼いながら裏切りに近い衝撃を覚えたものだ。

ここに朝鮮の人の、日本に対する微妙な感情の揺れ動きがあるのでしょうか。

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2008年1月 7日 (月)

航空運賃が高い?

友人の奥方が娘さんとタイに行こうと計画したが、燃料代で2万円も取られるので中止したと、家内から聞いた。

これを聞いてJALのホームページを調べてみたら、なるほど日本からタイへの燃油特別付加運賃は片道で12,500円と高額だ。昨年末までは9,900円だったから、実に25%の上昇だ。HISなどではバンコクへの往復航空券は2~3万円であるから、燃油特別付加運賃実質を加えると約2倍の金額である。

ところが日本からハワイや北米はわずか500円、欧州でも2,000円と安い。どうして遠方の方が安いのかわからない。何故なんだろう?

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2008年1月 6日 (日)

「内なる歴史」から「外なる歴史」へ

歴史ドラマは、その時代の国内の風潮、あるいは国際情勢を代弁している。

例えば、今日の新聞のテレビ欄から番組をピックアップしてみると、まず目に付くのがNHK大河ドラマ「篤姫」と「テレビ朝日の開局50周年記念ドラマスペシャル「天と地と」の二つだ。

「篤姫」は幕末の江戸城明け渡しを舞台にしたドラマで、江戸、今の東京を混乱と破壊から守った女性が題材である。もう一つの「天と地」は小説家海音寺潮五郎の代表作であり、ご存知のように戦乱に明け暮れた戦国時代が舞台である。両者ともに国内問題を題材にしており「内なる歴史」物である。

まあ、あまり堅苦しいことを言いたくないが、なぜ今、幕末であり、戦国時代なのか。もうすこし、海外に目を向けた題材を元に歴史ドラマを制作放映出来ないものであろうか。別にテレビに教育してもらおうとは思わないが、時間つぶしだけでテレビを見たくない。そんな時間があればインターネットで、Googleのブック検索でもしていたほうがましというものだ。

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2008年1月 5日 (土)

バイオエタノール・アイランド構想

バイオエタノール・アイランド構想が頓挫した。

当然といったら当然の話で、石油業界が不利益になるような計画に協力するはずがない。もともと石油業界はエタノールそのものではなく、バイオエタノールと石油系ガスのひとつであるイソブテンを合成した「バイオETBE」という物質を配合したレギュラーガソリンをメインに考えていた。こうすることにより、エタノールは石油精製あるいは石油化学設備を通して販売することが出来るので、out of controlにならないからである。

このことはすでに関係業界では既成の事実であり、なぜいまさらとういう観は否めない。割りを食ったのは当事者である宮古島の人々であり、このような結末を予想できなかった(?)政府ならびにバイオエタノール製造関係者の怠慢は容認されるべきではない。また、省庁間(経産省、農水省、環境省)の軋轢も許されるべきではない。

やはり、地球温暖化対策のための省庁をこの際是非設立し、政府は万全の体制で対処すべきである。そうでないと、今年7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で地球温暖化対策をアピールすることが出来ないではないか。

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2008年1月 4日 (金)

地球危機2008-地球温暖化

テレビ朝日の夜7時から、開局50周年記念特番として「地球危機2008」が放映されていた。

「地球温暖化=地球危機、原因は先進国のCO2排出だ」と解説しており、若干の違和感を持った。勿論、米国がNO.1の放出国であり、過去数十年間のCO2排出は米国やEU、そして日本の責任かもしれないが、現在では2位に中国、3位にロシア、そして5位にインドがランクインしており、将来を考えた場合、先進国のみを非難するわけにはもういかない。その意味では米国は論外だが・・・。ちなみに日本は4位。

番組では、温暖化への具体的な対策や行動を視聴者に訴えておらず、内容的には不十分かと思う。報道することが使命であると、金科玉条のごとく姿勢を変えていない放送局の限度かもしれない。確かに日本国民の大部分は身近な問題とは認識しておらず、我関せずとだんまりを決め込んでいるかもしれないが、そろそろ我々も変わってもいいのではないだろうか。そのためには報道に携わる人はどう行動すれば良いかを誠実に考えてもらいたい。

こんな番組はNHKに任せればいいのであり、こんな放送局はもういらないのでは・・・。
結局、チャンネルを日本テレビの「天下統一!三武将SP」に切り替えた。

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初売りの賑わい

今日、家内と銀座に出かけた。

銀座通りから日本橋にかけては、箱根駅伝を見て帰る人と買い物客で大混雑していた。まず入ったのは銀座プランタンで、どこもかしこも若い女性でいっぱい。1階の化粧品売り場からエスカレータを上っていくと、二階、三階も若い女性の熱気でむんむん、身動きできない有様。その上の四階五階と上るにしたがって客数は減り、ベビー用品売り場では数組の家族連れがいるだけで全く閑散としていた。

まあ、どうしてこうも若い女性は購買欲があるのであろうか、感心してしまう。七階のスポーツ用品売り場も若い女性が多く、東京近郊のデパートでは多数派の中年のご婦人もここでは少数派であった。売り場で家内のエアロビ用ウェアを買って、逃げるようにしてデパートを後にした。
途中、冷やかしで有名な宝石店に立ち寄る。十数万円から何百万円までの指やブレスレット、目の保養というよりは目の毒だが、さすがここでは年配の夫婦連れやIT長者らしき若年カップルが多かった。店を出てそこから日本橋に向けて歩いて行った。工事中のビルもところどころにあり、歩行者の数も少なくなった。多くの飲食店はまだ正月休みで、老夫婦が店の前の休業中のビラを見てがっかりして帰って行った。

ビルとビルとの間には狭い小路があり、歩きながらふと覗いてみると、垢と日焼けで真っ黒な老人が何をするでもなくぼんやりと座っているのが見えた。慌てて目をそらした。そのような光景を二度も見た。

箱根駅伝では往復220キロを、200人の若者が走り抜けた。今年も色々なドラマがあった。これで人生が全く変わった人もいたに違いない。

今日、有楽町から東京までわずか数キロ歩いただけで様々な人に出会った。そして、私の中でも何かが変わった。

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2008年1月 2日 (水)

初日の出

元日の朝、ジョギングをするために海岸通りに出た。

いつもより人が多く、おかしいなと思いながら浜辺に向かった。そこには多くの人が東の方角を見ながら立っていた。初日の出を拝みに来た人々だった。七時一寸前に太陽が輝くように浮かび上がってきた。心が洗われる一瞬だった。

今年も頑張ろうと思いながら帰途についた。ジョギングをするのを忘れていた。

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